成果より過程の方が重要なんじゃないかと思ってきた

はじめに

 お久しぶりです!今月ももう終わってしまいますね。

今月は何も記事を書いてなかったので、何か書こうかなとは思ってたのですが、最近「ハッ」と気づいたことがあったのでそのことについて書きます。

 

疲れ切ってた最近の自分の話

見出しにもある通り、最近すごくすごーく疲れてました。なんか必死こいて頑張ってたんですよね。仕事はまだまだわからないこともあるし、事故対応などもありてんやわんやな毎日を送ってました。

退勤後はボロ雑巾のようになってぼんやりとメシ食って、常に先のこと、明日の予定のことを考えていました。

 

ACTの本を読んで

まぁ、上記の話のように疲れ切っていたこともあるのですが、ぼくはメンタルよわよわ向けの本を普段から読みます。心理学系の本ですね。

そこで、こんな本を最近読んでいました。

 

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タイトルが若干胡散臭いんですが、実際は超ちゃんとした科学的な認知行動療法的な内容の本ですw

タイトルの意味がわかりづらいんですが、本の内容を簡単にまとめると

 

1. 「自分の負の側面」も自分の一部として受け入れる

2. その上できちんと内省を行い、自分の価値を定義する

3. 価値に従った行動をする

 

といったものです。ここで1の部分では、自分を徹底的に観察することに重点を置いていました。つまり瞑想状態におけるメタ認知的なやつですね。

「自分が感じている良い感情も悪い感情も、ただ茫然と眺めているだけでいい。というか、善し悪しをいちいち思考的に判断してはいけないんじゃ!!!」

的なことを偉大な筆者さんは言ってました。

 

これが自分にとって、大きなヒントになりました。

「善し悪しは別にどうでもよくて、ただ感じよう」

と決心し、次項目の考えに発展しました。

 

絶対に努力しないことに決めたw

1. 「善い」人生を目指す努力をやめたw

ぼく、こう見えてクソ真面目で自分の生活習慣になるとアホくさいレベルの完璧主義っぷりを発揮してしまいます。朝は筋トレ散歩英会話をし、仕事ではずっと緊張状態を維持し、睡眠時間は8時間確保し、SNSは1日15minぐらいしか見ない。どれもこれも自分の生活を高めることを目的として自分にタスクを課していました。

おそらくこれらの習慣は、始めた当初は内省して自分の価値と向き合い習慣化することを決めたと思うのですが、最近になって内省の時間が少なくなり、「なぜその習慣をしているのか?」ということを考えなくなってしまいました。

 

そこで、あるときふいに自分に問うたわけです。

 

「成果を気にせず絶対に努力しないようにしたら、僕は何をするんだろ?」

 

この自問で心がぱーーーっと晴れやかになりましたw

なんというか、本当に自分が価値として置いているものがだーんだんと見えてきました。

僕の場合は結局、一番の価値としては「ぼーっと周りを見渡し、五感を使って美しい世界と触れ合うこと」でした。まぁ、要はマインドフルな状態が一番自分にとって満足いくってことに気づいたわけです。

そこで、仕事で疲れた時などはすぐにでも5分程度の深呼吸や散歩の休憩を入れることにしました。絶対に無理しない!!!

 

これ、最初は仕事の緊張感がなくなっちゃうんじゃないかとか不安だったんですが、結局こうしたほうが圧倒的に集中力が上がることに気がつきました。目から鱗ですわ。

それに付随して、やっぱり「仕事したいな!」とか「睡眠はちゃんと取りたいな!」とか自然に再認識できるようになったのです。このおかげで、「努力して忍耐強くがんばって習慣維持せねば!」という思いはあまりなくなりました。

努力なんて実際にはいらなくて、「気負いせず、自然にやりたいことやってたら質の高い人生送れるんだなw」って思いました。

内省、まじパネェっすわ。。。ありがとう。。

 

2. 他人のペースに合わせる努力をやめたw

 例えば、朝とか散歩してると、ほかの知らない人がいっぱいいますよね。通勤通学ご苦労様です!(当方リモートワーク)

人混みが苦手なHSPの諸君ならわかると思うのですが、他人とすれ違うだけで心がすごくモワッとした緊張感に包まれることがあるんですよね。

そのようなときも、この感覚にうんざりしてしまって、またあの質問を自分に投げかけました。

 

「他人に合わせる努力をしないようにしたら、僕は何をするんだろ?」

 

そうすると、かなーーり心がまた軽くなりました。早歩きになっていた自分の歩行スピードがアホみたいに遅くなり、歩行のリズムに沿って呼吸ができていることに気づきました。これが歩行瞑想ってやつなんですかね。

これは仕事でも同じことが言えて、上の「疲れたらすぐ休憩をとる」という行動とも被りますが、他人に合わせずマイペースで仕事をするようにしたら格段に効率があがり、集中力が持続できるスタミナがつきました。

不安を用いたエネルギーで集中することも一つの人間に与えられた武器ではありますが、それには非常に大きなストレスが伴います。

その不安による集中力を常時使い続けずとも、「心地よい集中を用いても仕事はうまくいくんだ!」と実感できたことが、本当に嬉しく、救われた気分になりました。

 

まとめ

ちょっとタイトルで煽りすぎてしまいましたが、もちろん「成果」はとても重要です。

ただ、そこに執着しすぎるのはよくないと最近になってようやく理解しました。。

大事なのは、人生は終わりのない旅であり、「常に価値に従って生きられているか」という軸で考えることだと思います。

ぼくにとって、最も重要な価値は「今を五感で感じること」です。だってその瞬間がいちばん気持ちいいんだもん。

価値がある上での目標であることを忘れないようにしよっと。

 

おまけ

この記事書いてて、僕がめちゃんこ好きな「響け!ユーフォニアム」というアニメ主題歌の歌詞を思い出しました。

 

> きっと誇りに思うべきは、結果より過程だってわかってるけど

 

youtu.be

 

ええ歌詞や。。。(´;ω;`)