ぼくは雨がすき

最近割と雨が降る。先週の土曜日も東京では割と記録的な大雨が降っていた。午後にはすっかり止んだけれども。

突然だけどぼくは雨がけっこう好き。理由は、雨が降っていると、なんか心が落ち着くから。

落ち着く理由はなんなんだろうって思ったけど、理由が3つか4つ思い浮かんだ。

   

まず1つ目は、自然音による影響だと思う。

科学的にも、自然音を聞くと心がリラックスするというのが証明されているらしい。詳しくは知らないけれども、自然音を聞くと副交感神経っていう、体を休ませるような神経系の働きが高まるのだそう

自然の音を聞くと気分が落ち着く...は、科学的に実証されている | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

だからぼくは作業中は大抵イヤホンで自然音をYouTubeで聴いている。これをポモドーロテクニックと合わせるのが自分の習慣だ。

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    2つ目の理由が、人の声が聞こえなくなるから。

ぼくはそもそも、ガヤガヤしているところがとても嫌いである。子供の声とか、大人が騒いでいるのは正直苦手なのだ。ビクってなる。

雨の日は大抵の人は外に出なくなるから、外から聞こえる声がかなり少なくなる。そうすると、ビクっとすることがなくて、心がとても落ち着く。

   

3つ目の理由が、雨を見たり聴いたりすると、色々な思い出を思い出すから。

雨は時々しか降らないし、自分の記憶に残っている思い出と結びつけやすい気がする。幼少のころから最近まで、雨を見ると色々な思い出が脳裏をよぎる。

小学生の夏休み、縁側でおばあちゃんと大雨と雷を眺めていたこと。中学生で、大雨のとき、お母さんに塾を送り迎えしてもらってたこと。外の部活で、雨が降ると中で筋トレになるので、団体練習が苦手だった自分にとってはラッキーだったこと。大学の学会にいくとき、友達と雨の中他大学に行ったこと。

すこし考えただけでもこんなに思い出があった。そして、そんな思い出を振り返ると心がぽわぽわしてくる。

   

そして最後、4つ目の理由が、みんな家にいると思うと平等な感じがするから。

何言ってんの?って思うかもしれないけど、もっと詳しく書く。

前提としてぼくは外にあまり出ないし、出るとしても大抵は一人で散歩したり、遊びに行ったりすることが多い。でも、みんなが遊んでいるのをSNSで見たりすると、若干うらやましくもなる。そんな感じの疎外感をたまに感じてしまう。

でも、雨が降っているとほとんどの人は家にいる(もしそうではないとしても、自分がそういう認識であることが重要)。みんなが家にいるなら、そのような疎外感の感情が薄れてちょっと気持ちよくなる。我ながら陰湿だな。。。

でも、この4つ目の理由は、引っ越し直後にしか感じない。大学の頃も一人暮らしし始めたばかりは周りに誰もいなかったのでこの気持ちがあった。でも、大学で数年経ち、友達も増えた段階ではこういうことを考えなくなっていた。そして今、また今年の春から仕事の関係で引っ越した。だから、またこの疎外感を感じているのだろう。

   

また、4つ目の理由では雨が好きにならない日が来るといいな。