ぼくは雨がすき

最近割と雨が降る。先週の土曜日も東京では割と記録的な大雨が降っていた。午後にはすっかり止んだけれども。

突然だけどぼくは雨がけっこう好き。理由は、雨が降っていると、なんか心が落ち着くから。

落ち着く理由はなんなんだろうって思ったけど、理由が3つか4つ思い浮かんだ。

   

まず1つ目は、自然音による影響だと思う。

科学的にも、自然音を聞くと心がリラックスするというのが証明されているらしい。詳しくは知らないけれども、自然音を聞くと副交感神経っていう、体を休ませるような神経系の働きが高まるのだそう

自然の音を聞くと気分が落ち着く...は、科学的に実証されている | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

だからぼくは作業中は大抵イヤホンで自然音をYouTubeで聴いている。これをポモドーロテクニックと合わせるのが自分の習慣だ。

www.youtube.com

    2つ目の理由が、人の声が聞こえなくなるから。

ぼくはそもそも、ガヤガヤしているところがとても嫌いである。子供の声とか、大人が騒いでいるのは正直苦手なのだ。ビクってなる。

雨の日は大抵の人は外に出なくなるから、外から聞こえる声がかなり少なくなる。そうすると、ビクっとすることがなくて、心がとても落ち着く。

   

3つ目の理由が、雨を見たり聴いたりすると、色々な思い出を思い出すから。

雨は時々しか降らないし、自分の記憶に残っている思い出と結びつけやすい気がする。幼少のころから最近まで、雨を見ると色々な思い出が脳裏をよぎる。

小学生の夏休み、縁側でおばあちゃんと大雨と雷を眺めていたこと。中学生で、大雨のとき、お母さんに塾を送り迎えしてもらってたこと。外の部活で、雨が降ると中で筋トレになるので、団体練習が苦手だった自分にとってはラッキーだったこと。大学の学会にいくとき、友達と雨の中他大学に行ったこと。

すこし考えただけでもこんなに思い出があった。そして、そんな思い出を振り返ると心がぽわぽわしてくる。

   

そして最後、4つ目の理由が、みんな家にいると思うと平等な感じがするから。

何言ってんの?って思うかもしれないけど、もっと詳しく書く。

前提としてぼくは外にあまり出ないし、出るとしても大抵は一人で散歩したり、遊びに行ったりすることが多い。でも、みんなが遊んでいるのをSNSで見たりすると、若干うらやましくもなる。そんな感じの疎外感をたまに感じてしまう。

でも、雨が降っているとほとんどの人は家にいる(もしそうではないとしても、自分がそういう認識であることが重要)。みんなが家にいるなら、そのような疎外感の感情が薄れてちょっと気持ちよくなる。我ながら陰湿だな。。。

でも、この4つ目の理由は、引っ越し直後にしか感じない。大学の頃も一人暮らしし始めたばかりは周りに誰もいなかったのでこの気持ちがあった。でも、大学で数年経ち、友達も増えた段階ではこういうことを考えなくなっていた。そして今、また今年の春から仕事の関係で引っ越した。だから、またこの疎外感を感じているのだろう。

   

また、4つ目の理由では雨が好きにならない日が来るといいな。

散歩中におもったこと

きょう、散歩中に思ったこと。

ゴミ袋を買いにファミマへ行った。ファミマには1年ぶりぐらいに行った。別に近くのセブンイレブンでもよかったのだが、マツコの知らない世界で、ファミマのフライドポテトが紹介されてたのをふいに思い出したからである。たまにはちょっと遠くのコンビニまで散歩したくなるときもあるのだ。

結局ポテトにはあまり目もくれず、なんとなくスナックコーナーを見てみたら、おしゃれなパッケージがずらり。 ヘルシーフードがたくさん並んでいた。

一番気になったのは、一番レジ側に置いてあったスコーンみたいなやつ。すごく美味しそうだ。 チョコチップの入ったヘルシーそうなキャッチコピーが入ったもの、「マーガリンが入っていないですよ〜」っていうもの、「プロテインパウダーが入っていますよ〜」っていうものなど勢揃い。

ぼくはスコーンを見ると、お母さんが昔たまに買ってきてくれた、スタバのスコーンを思い出す。もう5,6年食べてないけど、久々に食べたいな...。

 

チョコレートチャンクスコーン|スターバックス コーヒー ジャパン

 

それと、自分はある程度の食事制限をかけているけど、やっぱり甘いものには目がないんだな〜ってメタ的に思った。

ファミマの中でも、他に気になったのは「きんつば」。最近あんこにとてもはまっている。こないだもSEIYUでおはぎを食べたり、豆大福を食べてしてしまった。豆大福の豆の固形感、すばらしすぎる。

みなさまのお墨付き おはぎ こしあん パック4個の口コミ・評価・値段・価格情報【もぐナビ】

豆大福といえば、京都の出町柳商店街の近くに「ふたば」と言う有名な和菓子屋さんがある。

 

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2016年に食べたふたばの豆餅

 

口コミ一覧 : 出町ふたば (でまちふたば) - 出町柳/和菓子 [食べログ]

 

そこの豆大福(ふたばでは「豆餅」という)はとても美味しくて今でも心に焼き付いている。 再来月には春休みになるのでふらっと京都にでも行きたいなぁ〜。 就職前なので一生の思い出にしたいなって言う気持ちもある。

 

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昔たべたはらちゃんラーメン 四畳半神話大系に登場する

 

以前青春18切符で京都に行った時は、はらちゃんラーメンという、あるアニメの聖地的な屋台ラーメンがあるのだけれども、そこでラーメンを食べたことをよく覚えている。控えめにいって、絶品だった。けれどももう、はらちゃんラーメンはやっていないらしい。とても悲しい。 つぎの京都旅行では、「ふたば」だけは絶対に食べたいな。

京アニの件について

どうしてもどこかに書き出しておきたかったので、インドの旅行の投稿も放り投げたけど、ひさびさに書きます。

   

結論から言うと、とても悲しいし、ハラワタが煮えくり返るほど怒っています。 こんな喪失感は東日本大震災か、中学の頃の失恋以来です。

   

ぼくは京アニを心から愛しています。ついこないだだって、ユーフォの映画を見て「なんでこんなエモい表現ができるんだろう」なんて、おもってました。 京アニのアニメからはいつも情熱を感じられました。作画だったり、演出だったり、話の内容だったり。

   

いつだって京アニは、ぼくのなかでも、おそらく社会においても流行の発信源でした。京アニの存在なんて知らなかった頃から、ぼくはクレヨンしんちゃんのオトナ帝国だったりで感動させられてきました。 また、ぼくが小学生のころには京アニハルヒらきすたで次世代のアニメ文化を作りました。中学生のときはけいおん、高校のときはたまこまーけっと中二病でも恋はしたいなど、大学のときはユーフォ、ヴァイオレットエヴァーガーデン聲の形、、数え切れないほどの「良い」作品を生み出してくれました。毎回たのしみにして、ともだちと話して盛り上がったり、曲をたくさん聴いたりしました。      

作品に対する愛も大いにありますが、それよりなにより、ぼくは京アニを中心とした情熱を持ったクリエイターを尊敬しています。彼らのように人を感動させる表現に憧れたし、ヴァイオレットエヴァーガーデンのような繊細な絵を描けるようにはどうしたらいいのか、いつも考えていました。ハルヒも、けいおんも、ユーフォも、たくさん模写したりして描いたことを今でもよく覚えています。つい3ヶ月前にも京アニに行って、置いてあるノートブックに久美子をがんばって描いて来たのに…。

   

クリエイターはとても大切な存在です。職人です。別の誰かにとって変えづらい存在です。

   

技術力が上がって、表現の幅が広がったり、絵や3Dを時短で作成することもできる時代にはなってきています。しかしながら、素晴らしい表現するためには、その人なりの背景が必要です。 その背景を得るためには、膨大な経験や、学習が必要です。ディープラーニングだったり、そこらの学習程度では、現状ではあの表現はできないでしょう。

   

だからこそ、彼らはぼくたちの宝なのです。そして、だからこそぼくは許せない。僕が愛した作品を作ってくれた方々を傷つける行為を許すわけにはいかない。いまは犯人の顔や情報も、ニュースも見たくない。見たら吐きそうになる。

   

ただ、いくら怒っていても仕方なくて、もちろん、今後の対策は重要です。 今後の対応策としては、各々の会社のセキュリティを厳しくすること、または怪しい人間を取り締まる機会もさらに増えるでしょう。もう、こんなことは絶対に起きて欲しくないです。

   

また、京アニが終わったわけではないことも事実です。また立て直して、すばらしくて、感動できる作品を作ってくれることを心から願っていますし、応援しています。なんか、もう文章めちゃくちゃだな。。

   

最後に、亡くなられた方々には、心からご冥福お祈りします。心から涙が出るような素晴らしい作品を作ってくれて、ありがとう。

インドに行ってきました! Part2

前回までのあらすじ

どうも。インド到着後、ニューデリーに降り立ってすぐに現地人に「パキスタンとの関係が悪化しててニューデリーは危険」と脅され、深夜、詐欺ツアー会社にジャイプールへと連行された僕です。

2日目

2日目はジャイプールで朝を迎えた。この時は実際に自分たちが騙されていたのが疑心暗鬼な状態だったため、一人80000円という大金を払うべきだったのかどうなのかということが頭の中をグルグルと反芻し、ベッドの中でおかしくなりそうだった。 そこで痺れを切らした相方の友人がスマホローミングをONにし、もう一度日本人宿へ連絡を取ってくれた。ありがとう。 何度か電話をかけると宿のスタッフが出た。友人がしばらく会話をして切った。その後すぐ友人から「やっぱ昨日のは詐欺だったw」と言われた。あああ〜〜、知ってた。。。

ツアー会社からの回線で電話をかけていたので、どの番号を入力しようがおそらくその日本人宿スタッフを装った詐欺師にしか繋がらないようになっていたのである。巧妙すぎるだろおい。アッパレだよもう。 その後萎えている状態で、なんとなく日本の大学図書館から借りてきた「地球の歩き方 インド編」を眺めていると、なんと同様の詐欺の内容が書いてあった。観光センターの Tourist Information Center という名前まで一緒。なんで事前に読んでおかなかったんだ。

そんなこんなで最悪な気分の朝だった。表面上は友人とお互い元気を出そうとしてたし、「もう起こったことだから仕方ない!w」とかほざいてたけどおそらくお互いに心中はボロボロだったはずである。

昨夜にツアー会社でチャーターしてある、タクシー運転手のガネーシャと「朝の10時から観光しよう」と約束してあったので時間通りに外に出た。するとガネーシャは笑顔で待っててくれたので、こいつは意外といいやつなのか?と感じた。時間ちゃんと守ってるし。 でもよくよく考えると、自分たちはこいつの分のホテル代も払っているんだなと思い、車に乗り込んだあたりで徐々にイライラしてきた。

とは言いつつ2日目は結果から言うと、なんだかんだ充実していた。まず最初に向かったのはアンベール城という、ジャイプールでは割と有名なお城。自分のインド旅行のお目当としてはアラビアっぽい、砂漠っぽい雰囲気を味わいたいなという気持ちがなんとなくあった(Fateイスカンダルやハサンが好きなため)。

アンベール城はそのような情景がなんとなく感じられるところだった。良い。しいていうなら、本当はもっと西部の砂漠の街「ジャイサルメール」に行って、夜に星を眺めてカッコつけたかったのだが、遠いし今回は諦めだ。

アンベール城で最初に強く感じたのだが、やはり入場料がある「選ばれしものだけが入ることの許された空間」は最高である。うるさい現地のインド人は寄ってこないし、ウンコも落ちてないし、臭くない。と、最初は思っていたのだがアンベール城の最上階で陽気なインド人に写真を撮ってもらったらチップを要求された。一応払ったが、その後も彼はずっとその場にいて、同じように写真を撮ってあげてはチップを要求するという行為を繰り返していた。貴様はなんで入場料払ってまでチップを得るような行為をしているんだ。もしかしたら有料の場所の方が競争相手が少なく、結果的に稼ぎがいいのかもしれない。そう思うと意外と頭のいいやつなのかな。。(もっと生産的なことに知恵を使って欲しい)

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ジャイプール アンベール城

その後、「いいお土産やさんがあるから行こうぜ。ジャイプールが名産のものだから。」とガネーシャに言われ、お土産屋が数店集まった場所に連れてかれた。いやなんで序盤でお土産買わなきゃいけないんだよ。また、これも後から気づいたことだが、ツアー会社を含め、お土産屋さんもおそらくグルだった。インドの悪徳ツアーのネットワークおそるべし。

最初に案内されたお店はシルクのスカーフや服などを売っているお店だった。ぼくはこの時点で店員に対して喧嘩腰でいたので、特に何も買わなかった(友人はスカーフを買っていた)。そしてその後スパイスの店に連れてかれた。ここでも店員のスパイスの紹介を、そうか、みたいな感じで適当に受け流していたのだが、ここでこの旅行で一番転機となることが起こった。

スパイスの店に偶然ぼくらと同じくらいの年齢(大学生ぐらい)の男性がいたのである。とりあえず名前はT君とする。彼はすでにインドに3週間程度いるらしく、店員とのやりとりなどを見てもとても慣れている様子であった。そしてもう一つ驚いたのが、T君もタクシーをチャーターしていたのである。ここで、タクシーチャーターって結構いいのかも、と思い少し安心した。その後10分ほど話し、今夜は彼とカレーを食べる約束をしてお別れをした。彼とは今後何度も関わることとなる今回の旅のキーパーソンである。

その後は、有名どころであり1箇所に固まっている「シティ・パレス」「ジャンタルマンタル」「風の宮殿」に向かった。アンベール城でも感じていたが、やっぱ有料の空間最高。ベンチもあり、30分ぐらいリラックスしてしまった。

ジャンタルマンタルでは3人組の日本人に遭遇した。彼らは全員一人旅で来ていたのだけれども、偶然会い、共に行動しているという。そう思うと一人旅でも現地で会った人と行動すればそんなに寂しくはならないのかな、と思った。そしてそういう現地での出会いを十分に楽しめることが一人旅の醍醐味なのかもしれない。彼らはみんな2週間程の旅程であり、悪徳ツアーには引っかからなかったらしい。羨ましい。

現在は1週間程度滞在しているらしく、現在までの旅費を聞いてみると「節約してるから〜…2万くらいかな?」と言われた。心臓がキュッとなった。

先の宣告により少し気分が悪くなったあと、風の宮殿にも行き、とりあえず記念写真を撮り、ガネーシャの元に戻った。

次にも色々な観光地を巡らせてもらったが、中でも印象深かったのがゾウに乗れるパーク的な場所である。

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ゾウとぼく

ここではゾウとの触れ合い方によって値段が変わるようだった。僕らは「ゾウに乗る」だけを選択した(4000ルピー程度、今思うと高い)。パークの人は他のオプションをゴリ押ししてきたが、なんとか回避できた。最初にゾウとのお触り体験的なことし、その後ゾウに乗ってパークの周りを數十分歩くものである。この時初めてゾウに触ったが、ゾウには毛が意外にもたくさん生えていることを初めて知った。毛は硬く、陰毛のようだった。また、ゾウに乗るのは楽しかったが、乗っているときに僕がほとんどオプションを付けなかったせいか、ゾウの下にいた現地の子どもに「No money! No money!」的なことを言われた。うるせえよ。

その後夕方にもなり、T君と約束したレストランへ向かった。割といいレストランだったため、ガネーシャは僕らが店に入った瞬間にすうっとどこかに消えてった。やったぜ。

中ではT君と、さらにT君と同じホテルだったもう一人の大学生日本人男子がいた。さらにT君がお昼に出会った大学生二人も偶然入ってきた。なんとインドで男子大学生6人で食べることになったのである。さらに驚くべきことに僕ら6人には共通点があった。

みんなツアー会社に騙されていたのである。こんなことあるか?と思ったが、実際にあったのである。みんなニューデリーで騙され、ツアー会社に連れて行かれ、そこでツアーを契約したのである。もう、インドの悪徳ツアー会社は天才である。共通の話題があるということで、僕らはみんな盛り上がりおいしくカレーを食べた。

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ディナーのカレー。うまい。

そして騙された人間が意外にもたくさんいることに安心した。「損したのは自分だけじゃないと安心する」という感情はよろしくないのかもしれないが、このときは本当に安心した。しかも騙されたのも同じ悪徳ツアー会社だったようだ。僕ら二人組はツアー会社に行ったのが夜だったので会うことがなかったが、他の4人は全員クマールさんという日本語ペラペラの人に匠に騙されたらしい。僕らが日本人宿に電話したと思って相手にしていた人は、もしかしたらクマールさんだったのかな。。

朝に落ち込んでいた心が少しは楽になった。結果良ければ全て良しである(まだ旅は2日目であるが。。)

インドに行ってきました! part1

概要

3/5 ~ 3/13の計9日間、春季休暇を利用しインドへ旅行へ行ってました。中々に過激な旅だったので備忘録として残します。

結論からすると、色々あったけどいい旅でした。

初日

空港

8:40羽田発なので、早朝5時ごろから起きて羽田へ向かう。早起きは大変久しぶりであり、前日は夜遅くまで大好きなキャラのイラストを描いていたため眠気MAX。

  

  

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ビール飲んで目覚めました。

今回は友人と二人での旅行。

相方とビールを飲みながら、

「大抵の海外旅行って、なんだかんだ出発前の空港でグダグダするところがピークだよね〜」

みたいな話をしてた。(今振り返ると、たしかにそうだったかも、と感じる💩)

航空会社は「中国東方航空」を使用。北インドに行くにはこの航空会社が格段に安いので同年代の学生も多く乗っており、安心感◎。

到着

インド、ニューデリーに到着!。ちなみに中国東方航空機内食はおいしかったです😋(ビールを飲みすぎた。。)

  

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インディラ・ガンディー国際空港

 

なんとかカタコトの英語でArrivalビザをとり、ついにインドへ入国。

さあ、僕たちの冒険がはじまるッッッッ!このときのワクワクと不安が入り混じった感情、懐かしいな〜。あの頃に戻ってやりなおしたいな〜。マジで。

事前にネット記事で仕入れてた情報では、空港を出た瞬間にアホほどインド人が話しかけてきて、やれタクシーに乗れだの、ツアーを組めだの、滝のような勧誘があると聞いていた。

が、外に出るとめっちゃ静か。超静か。

周りには銃を持った軍人さんたち?がウロチョロしており、流石に取り締まりし始めたんだ!と感じる。「インド、割とちょろい?」と、ここで少し気が緩んだことを今でも悔やんでいる。クソが。

その後、空港の駅で60ルピーを払い、メトロでニューデリーへ向かう。メトロ内も超キレイだし、この段階では「インドやるじゃん!w」みたいな印象。そして更に気が緩む僕。クソが。

30分ほど経ちついに、ニューデリー駅到着。(ニューデリー駅についてからは怒涛の展開だったため、写真はありません。)

まず駅から出て思ったのが「汚ねえ、うるせえ」という印象。着いたのは21時ごろで夜だったが、もう、めちゃくちゃにうるさい。クラクション鳴らし放題。この国の交通ルールどうなってるんだ。やっとインド感出てきたな。そして話しかけまくってくるインド人たち、「Hey! コンニチワ〜」みたいな言葉が大量に聞こえてくる。

初日はホテルが地図の赤丸付近にあり、下のようにニューデリーの空港駅から、本駅を超えていく必要があった。

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メトロ駅からホテル付近までのルート

本駅へ向かうと、駅員っぽいおっさんが謎に通過させてくれない。おっさんが言うには「ここは今通過できない。パキスタンとの関係が悪化しており、ニューデリー街は非常に危険な体勢になっている。政府の観光センターに行って、ホテルに泊まれるか聞いてこい」と言う。ちょっと疑問には思ったが、実際に数日前にパキスタンとインドのニュースを見ていたので、もしや本当では?という考えが頭をよぎる。

その後、おっさんは丁寧にもリキシャー(インドの安いタクシーみたいなもの)を手配し、それに乗せてもらった。なんて優しいんだ。

さらにリキシャーの運転手もすごい優しい。「どこから来たの?」「日本いいね!」みたいな感じですごいノリがよい印象。向かう途中、「ちょっと俺のワイフに電話するわw 2分待ってくれ」と言い、停車してワイフに電話を掛け始める。インド人はワイフとの交流を大切にするんだな〜。なんて優しいんだ。

が、待っている途中、とんでもない違和感に気づく。

電話から聞こえるワイフの声は明らかに「男性」。

こいつゲイか?いやゲイだとしても相手をワイフなんて呼ばないか。この時点で明らかに怪しいということで友人と降りて逃げるか話し合っていたが、悩んでいるうちに電話終了。リキシャー発進🚕

運転中に「降ろしてくれ!」と言ってみるが、「もう着く!落ち着け!」みたいなことを言われ、30秒後ぐらいに到着した。たしか名前は「Tourist Information Center」みたいなところかな?建物の見た目や周りの雰囲気は、一言でいうとめっちゃ怪しい。超怪しい。

建物の周囲に何もなく、逃げられなさそうなのでとりあえず入って奥へ行くと、30代くらいのイケメンダンディーなインド人が登場した。名前は忘れてしまったので、とりあえずイケメンと呼ぶ。

イケメン「今回はどうしたんだい?まあチャイでも飲みなよ」(イケボ)

優しく包容力があり、このとき僕のインド人警戒レベルが6から2ぐらいに下がっていくのがわかった。

ぼく「ありがとうございます。ホテルへ行けるか電話したくて。。。😢」

イケメン「OK, 日本人宿の電話番号をおしえてくれ。」

教えた番号を正確に入力してもらい、固定電話を貸してもらう。電話で話しかけると流暢な日本語を話すインド人が出てくれた。久々に聞く日本語に、このときすごい安心したのを覚えている。

話を聞くと、「ウチはもう今日は泊めることはできない。すまない。」と言われた。予約したんだから、メールで通知ぐらいしろよ。とは思ったが、まあインドでは普通なのかな、ぐらいに思い宿泊は諦めることにした。さすがに信頼できる日本人宿の方に危険と言われたので、以上の出来事をすべて信じるしかなくなった。

イケメン「ニューデリーはいまパキスタンとの争いで危ないんだ。仕方ない、彼を責めないであげてくれ。外国人観光客は今すぐ別の都市へ行った方がいい。安全を保証するため、ツアーを組んであげる。」

その後、回る予定だった都市、日数などを正確に伝えた。ちなみに僕たちは最初、デリーで2日間、バラナシで2日間、アーグラで1日間、ジャイプールで2日間という順に計画を立てていた。

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当初の旅行予定(ニューデリーから出発)

しかしながらニューデリーは危険なので宿泊できない。しかも当時は夜22時ぐらいなので、バラナシにも遠すぎて行けない。 とすると、タクシーをチャーターして一番近いジャイプールに行くしかないという結論に至った。また、安めにしてくれるということで以下のツアーを提案してもらった。

  • 1日目: デリーからジャイプールへ行き、そのままホテルへ
  • 2日目: ジャイプール観光(タクシーチャーター付)
  • 3日目: アーグラー観光(タクシーチャーター付)
  • 4日目: アーグラー観光(タクシーチャーター付) 寝台列車でバラナシへ
  • 5日目: バラナシ観光
  • 6日目: バラナシ観光
  • 7日目: 飛行機へデリーへ行き、そのまま帰国

このときはもう完全に絶望だった。ワクワクしながら立てていた旅行の計画が全て崩れ落ちて行く音が頭の中で鳴った。 頭は若干混乱しており、行くあてもなかったのでしばらく二人で悩んだ結果、少し高いとは思ったが、安全が保証されたツアー代金8万円を払って、予約しているホテルを全てキャンセルして、ジャイプールへ行く決意をした。

支払い後、どうしてこうなった…と思いながらチャイを飲みながらしばらくして、1〜4日目にお世話になるタクシー運転手が来た。名前はガネーシャ。肌黒いおっさんだが、第一印象は気さくな感じ。

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ガネーシャさん。サングラスがとても似合っている。

タクシーへ乗り、危険で観光できないニューデリーをあとに、「今日はもう疲れたな」と思いながら眠りについた。ガネーシャは喫煙者で、タバコは強烈な匂いだったが、今後の旅行のために寝なきゃと思い無理やり寝ていた。

深夜3時ごろにジャイプールにも無事到着し、そのままシャワーを浴びてベッドに入り、悶々とした気持ちのなか1日目は終了した。

2日目以降は次回書きます。しばしお待ちください。

注意

次回詳しく書くし、読者も気づいているかもしれないが、この一連のツアーまでの流れは全てグルであり、詐欺である。もちろんニューデリーもめちゃめちゃ安全である。死ねイケメン。死ね駅員。

他の方は決して同じ手に引っかからないように😇

おわりに

書いてて、空港からツアー会社にかけてどんどんテンションが落ちていくのがわかった。

長い文章をだらだらと書きたくなった

挨拶

syukitと申します。そのへんのどこにでもいる大学院生です。この度、長い文章をだらだらと書きたくなり、ブログを書き始めてみることにしました。

きっかけ

書くきっかけとなったのは、「ツイッターって、思ったことを言語化して吐き出しにくいな〜」と感じたことです。 僕は日常的にツイッターをしています。いわゆるオタク系のコミュニティでのアカウントで活動をしています。(いまはバーチャルYouTuberにお熱!🍆)

また、僕はツイッターで長文を書くことを、すごくためらってしまいます。長文を書いたところで「なんやこいつ?」と思われそうだし、僕のフォロワーの大多数は、おそらくそのような情報量の多い文章を好みません。 新しくアカウントを作ってそういう雰囲気のコミュニティに溶け込むことも考えましたが、「またいちいち人間関係つくるのもだるいな。。。」と思いボツ。

そのため、長い間ブログ書きたいな〜〜〜書きたいな〜〜〜とずっと思っていました。 僕自身、面白い増田やブログをたくさん読んできて、こんな風に面白い文章書ける人になりたいという気持ちが心の中でくすぶっていました。しかしながら、なかなか始めるきっかけが掴めず、心のどこかでずっとモヤモヤがありました。

くすぶっていた理由として、ブログで文章を書く上では「ある程度きちんとした文章をかかなければいけないこと」という障壁があると考えていたからでした。 世に文章を送り出す以上、質を担保せねば!と思っていたし、技術系のことを書くんだったら間違いなんて絶対に許されない!と、プレッシャーがかかっていたのです。(実際は誰もそんなプレッシャーをかけていないし、幻想である)

でもそれも諦めてただただダラダラと書く気持ちで始めることに決めました。 なぜなら、「誰もこんなブログ読まないし、まあ思ったことてきとーに書くのもありなのでは?」と思ったからです。

新しいことを始めるのに大切なのは、過度な期待をしないことだと思います。そしてゴミクソを量産していく勇気だと思います。 誰も自分の文章なんて読まなくてもよい。迷惑もかけない。だったらそんな気張ることなく、下手くそな文章つらつらと書く方が、この空間が自分にとって「公への吐け口」として機能し、自分の不満が解消されるんじゃないかと確信しました。

ブログは所詮チラ裏です。ぼくのクソ💩がもしときどき見たくなった人がいたら、ふら〜っと見にきてくれると嬉しいです。

具体的に書きたいもの

  • 技術系ポエム(Qiita等に載せられないようなやつ)
  • 日々のポエム
  • ライフハック

おわりに

はてブmarkdownで書けるので最高ですね!!